連休
世の中は連休ですが、するべきことが多々あり。
膝の痛みなどで走るのは控えているのと、時間が作れなかったのとで、今日は車で走って移動。
電気自動車、自動運転車が普及していくこれからを考えると、オイルを燃やしながら走るのは、今乗っている20年落ちの車で最後かもしれません。
なんて言いながらも、前を走っていたJaguarのx308の後ろ姿に、最後の車にこの形のJaguarもいいな、なんて思ってしまいます。
x308の型式のJaguarは一番新しいのでも2003年製造の、10年以上前の車なのですが、その足とフォルムから猫に例えられた昔のJaguarの面影を残しており、現在のインドの会社の経営になってからのJaguarや、その前にはFordでしたが、ずんぐりむっくりになったJaguarとは一線を画しています。
程度が良いものを選んで、あと20年くらい乗って、終の車にしてみたいです。
仕事に関して言えば、最近の白内障手術の傾向としては、多焦点眼内レンズを使った手術を希望される方が増えています。
多焦点眼内レンズもではじめた10年くらい前と比べると、光学的にずいぶんと進化、改良されて性能も上がっており、治療を受けられた方の約9割がメガネを全く使わずに生活できるようになっています。
ただ、いくら改良されていると言っても、本来、人間が持っている自然な水晶体の性能には及びませんから、完璧な治療ではありませんし、眼内レンズが1枚15万〜25万円くらいするので、保険診療で受けることができる単焦点の眼内レンズ手術と比べると、必然的に費用の差が出てきてしまいます。
白内障が進んでいる方は白内障の濁りのせいでメガネを使っても遠くも近くもどちらも見えにくくなっているので、単焦点眼内レンズの白内障手術でも、少なくも現状よりはずっと見えやすくなり、十分、良い結果が得られると言えますし、満足度の高い手術です。
多焦点眼内レンズの白内障手術は屈折のことも細やかに考えながら、手術をしないといけませんし、レンズのオーダーやら何やらで手術する側にとっては煩雑な手技ではあるのですが、遠くも近くもメガネ無しで生活できるようにしたい、というニーズにもしっかり応えられるよう、最新の多焦点眼内レンズを使った白内障手術も提供し続けられるように、日々、知識と技術のアップデートに努めていきます。