ライフスタイルに合わせた矯正
柳津あおやま眼科クリニックでは診療日はほぼ毎日、手術もおこなっています。
今日は近視や乱視の矯正(レーシック治療)を数件、その他、本格的に開始する白内障手術の準備など。
お昼にレーシック治療を受けられた方は夕方には1.5まで視力を回復されていました。
最近では寝ている間に装用することで近視を矯正し、日中、裸眼で過ごすことができるようにするナイトレンズ(オルソケラトロジー)の問い合わせも多くいただくようになってきました。
その他、眼鏡処方も、ご相談いただくことが多いです。
白内障やレーシックなどの手先を動かす手術も好きなのですが、眼光学の知識と、ライフスタイルに合わせた度数調整をもとにした眼鏡・コンタクトレンズ処方もなかなかやりがいがあります。
今日も数ヶ月前に処方・作製された眼鏡が合わないという方がご来院されましたが、球面(近視)度数そのものの問題、左右の球面、円柱(乱視)度数のバランス、さらに眼表面の涙液の問題が組み合わさった状態でしたので、それぞれの面からアプローチして、眼鏡処方、ドライアイ治療を開始させていただきました。
今までこんな眼鏡の作り方をしたことがないと喜んでいただき、その日のうちにさらに、お子さんの目の相談で、診察に連れてこられました。
白内障のほうは今週、術前検査をお受けいただいた方々の眼内レンズの計算を十数枚分、おこないました(ひとりの術者のクリニックでも1日20件くらいの白内障・硝子体手術は当たり前にできたりするので、ボリュームをおこなっている施設と比較すると、まだまだ少ないです・・・)。
どんな生活を送られているか(何を見ている時間が多いか、何を重視するか)によって、白内障手術に使用する眼内レンズの種類、度数が変わってきます。
モノビジョン(片方の目を遠くに、もう片方の目を近くに合わせる)で裸眼で遠近ともに見えるようにしたりする方法もあり、診察時に伺ったお話などから、どんな見え方に治すのがベストなのか、模索します。
あと、今日は今後、導入する予定がある機器の打ち合わせなども。。。
白内障手術は技術の進歩で今や屈折矯正的な意味合いも持っていますので、収差など、どこまでこだわって手術をおこなうか、突き詰めていく面白さがあります。
手術とは関係ありませんが、半年前に注文したロボット掃除機、届きました。
パナソニック、日本製です。
けなげに掃除してくれます。
センサーがうまく働いてくれるので、椅子の脚などの障害物もうまく、避けています。
待ち合いは椅子が多いので、椅子の下の掃除など、重宝しそうです。