今日の白内障手術など
学会から帰ってきた今日は白内障手術のみ。
多焦点眼内レンズ、単焦点眼内レンズを使用しての手術、全例、無事に終わりました。
多焦点眼内レンズを使用した手術を受けられた方は美容師さんで、手元の散髪作業、少し離れた鏡などが裸眼で見えるようにということで、多焦点眼内レンズを選ばれました。
単焦点眼内レンズでも、それぞれの方の生活状況を伺い、室内での過ごしやすさ優先、運転時の見え方優先など、治療を受けられる方ができるだけ楽になるような見え方になるように手術を行いました。
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今回の学会での収穫は、いくつかの興味深い本を見つけてきたことです。
専門書は1冊2〜3万円することが多く、雑誌のように通販で内容を見ずに買いにくいので、学会場では実際の書籍を手にとって内容を確認して購入することが多いのです。
今回注文したもので、まだ届いていないものもあるのですが、小児眼科学の専門書1冊、眼瞼手術の専門書2冊、網膜硝子体手術の専門書1冊を購入しました。
眼瞼の手術の本のうちひとつは、美容外科で有名な市田先生の新しい書籍。
細かい手作業がもともと好きなので、医学生のときには卒業後、眼科か形成外科、どちらを専門にしようか迷っていて、その当時(もう20年以上前になります)、市田先生の有名な外科手術の書籍を購入しました。
形成外科は東京女子医大や東大などに数週間、実習にも行ったのですが、結果としては眼科を選択して今に至るのですが、眼科でも目の周りの手術はおこないますから、機能面と整容面の両立ができるような手術をしたいと思っています。
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本日の外来も無事、終了しました。
今日は遠くは愛知県の大府市から手術希望で来院していただきました。
先週は長野県、東京、兵庫などからもご来院いただきました。
皆様との出会いを大切にして、治療に最善の努力をしていきます。