付加機能つき眼内レンズ
今月の日本眼科医会の雑誌、”日本の眼科”の特集は乱視矯正ができるトーリック眼内レンズと多焦点眼内レンズといった、付加機能つき眼内レンズに関してでした
現在、日本国内ではトーリック眼内レンズは3種類が認可を受けています。
柳津あおやま眼科クリニックでは3種類すべてのトーリック眼内レンズを取り扱っており、症例によって使いけています。
昨日は、そのうちのHOYAのレンズを使用しました。
右眼の手術だったのですが、治療前はレフ上は-4Dくらいの乱視、角膜乱視が−2Dでしたから、このまま手術をすると、左眼のように−2Dの乱視が残ってしまいます(左眼は数年前に他院で手術済です)。
ベリオンを使ってばっちりの位置に挿入。
手術翌日、乱視は-0.5Dまで軽減し、ほぼ狙い通りの等価球面値が得られ、見え方も患者さんにとても喜んでいただけました。
最近ではトーリック眼内レンズや多焦点眼内レンズなど、さまざまな選択肢があり、状況によって使い分けていきます。
今日は全症例、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術でした。
そのうち二人は先週、他眼の治療済。
おひとりは−16ディオプターのとても強い近視でしたが、
等価球面値は-0.25できれいに治りました。
多焦点眼内レンズを使用したので、近くも大丈夫です。
これくらい近視が強いと、治療後の世界が変わります。
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今日は岐阜県内は遠くは高山からご来院いただけました。
他にも愛知県や三重県からも多くの方にご来院いただきました。
最も遠方の方は、神奈川県からでした。
写真はその方からのいただきもの、本当にどうもありがとうございます。
皆様の気持ちを大切にしながら、日々の診療、ベストを尽くして頑張ります。