ものもらい
今日はものもらい(麦粒腫:ばくりゅうしゅ)、まぶたのできもの(霰粒腫:さんりゅうしゅ)の患者さんが多い一日でした。
暑くなってきて、細菌感染が増えてきたからでしょうか。
外来は遠くは長野県からの多焦点眼内レンズ手術後3ヶ月検診のご来院。
遠くも近くもとても良く見える状態で安定していました。
他にも、岐阜県内からは加茂郡からも別々の方ですが、何人か来院されました。
遠くからもわざわざ来ていただけるのは、本当にありがたいことです。
今日の手術は多焦点眼内レンズを使ったいつもの白内障手術のほか、レーシック7件。
白内障手術、以前は暑い時期を避ける傾向にあったようですが、昨年、開院してからの傾向では特に暑い時期だから、ということは少なく、今年も今月よりは来月8月の予約件数のほうが多い状況になっています。
極小切開での白内障手術が一般的になり、手術後の制限が昔よりは随分と楽になったおかげでしょうか。
今週はいろいろな手術があるので、その準備も。
手術室には治療用、器械用のいくつかのガスがあります。
窒素ガス、アルゴンフッ素ガス、それからSF6(六フッ化硫硫黄)ガスなど。
アルゴンフッ素ガスは主にウクライナで採取されるのですが、かつては1本20万円くらいで購入できたのですが、ウクライナの内戦で価格が高騰して、一時期には1本200万円になってしまいました。
今は流石に少し下がりましたが、高値で安定してしまっています。
手術に必要なものなので、仕方がないのですが、より安価に医療が提供できるように、供給体制が安定してほしいものです。