スタッフのレーシック治療 | 柳津あおやま眼科クリニック

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スタッフのレーシック治療

更新日:2017年09月15日

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今日はいつもの外来に、それから、いつものレーシック治療もおこないました。

いつもと若干、異なったのは、レーシック治療を受けたのが当院の受付スタッフであったこと、大阪の病院の先生に見学に来ていただていたことです。

以前、多焦点眼内レンズの手術見学に行かせていただいた病院の、私にとっては雲の上の、日本の眼科医療に貢献されてきた先生だったので、わざわざ当院まで来ていただくのはとても恐縮しまうことでした。

LenSxを使用した最新のフェムトセカンドレーシック治療は、日本国内では当院が症例数最多であり、ありがたいことに、見学希望をいただくことがあります。

患者さんのためになることは、なんでも協力させていただく方針なので、クリニック自体は常にオープン(公開)にしています。

その先生と、+8ディオプターの30歳代のネイリストさんの治療相談もありましたが、後房型は目の大きさから難しいとのことでしたから、前房スペースが大丈夫であれば、前房型の有水晶体眼内レンズが第一選択でしょうか。

水晶体の機能がだいぶ低下してきている50歳代であれば、多焦点眼内レンズを使用した手術がよいのかもしれませんが、30代から40代の強度の屈折矯正治療は悩ましいこともあります。

話はもどりますが、今日の手術そのものは難なく無難に終わりました。

治療中の圧迫が少なく、切開面の面精度も良いので、治療後の痛みも少なく、視力回復が早いのもLenSxの特徴です。

Patient Interfaceの形状から吸引圧が少なくて済むのですが、幸いにして、この3〜4ヶ月間で行った数百の症例ではいまのところサクションロスは1例もありません。

面精度の良さは、治療後の光の滲みの軽減にもつながっており、短期ではありますが、術後早期のグレアは自覚症状は明らかに改善しています。

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午前中に治療を受けた受付スタッフは、治療後の午後も通常どおり、受付業務を行って、視力も治療当日ですでに両眼ともに1.0に回復していました。

医療従事者だから経過を見ることができること以外に、”こうした目の使い方であれば大丈夫”というのが分かっていますから、同僚の手術をする場合には、レーシック治療であれば、勤務時間中に受けて、そのまま仕事をしてしまうことが多いのですが、目の使い方はいろいろなので、一般的には、治療当日は、ゆっくりと休んでいただくのが無難です。

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今日は、午後の診療前に5キロ弱、クリニックの近所を走りました。

痛みの原因もなくなり、抜歯後の炎症も落ち着いてきたので、今日からはもう少しマメに、走れるかな。。。

臨床に立ち返って、比較的無難に手術が終わるケースもあれば、難しい場合もあり、昨日の白内障手術でも(想定内ですが)やや難しい場面もあったのですが、結果として、翌日は乱視も0.25ディオプターに軽減されて、術後経過は大丈夫でした。

先週、行ったレーシック治療後の白内障手術も、両眼とも術後、0.25ディオプター以内に収まったので、計算結果もバッチリでした。

最近は、意識して朝型の生活をしています。

診療が終わって、当日の反省、それから、翌日の準備、軽く食事して歯を磨いてい就寝。

今朝は3時半くらいに起床、6時過ぎの朝食までは、臨床のいろいろなケースに対する対処を考えていました。

反省すべき点は多いにあるのですが、患者さんに良くなっていただけるよう、誠心誠意、日々、頑張ります。