外来終了
本日の外来、手術もほぼ無事、終了しました(厳密にはまだこれから19時過ぎにも来院される方もいらっしゃるのですが)。
白内障手術では多焦点眼内レンズや乱視用レンズ(トーリック眼内レンズ)など、プレミアムレンズを使った手術のほうが今月は多い傾向があります。
年内、大丈夫なように、トーリック眼内レンズと多焦点眼内レンズをある程度の数、準備しました。
写真はトーリック眼内レンズですが、乱視が一定以上有る方には積極的に使用しています。
こちらは保険でカバーされているので、1割負担の方で片眼1万4千円くらいで受けることができます。
多焦点眼内レンズは先進医療に加入されていれば治療費のほぼ全額が給付対象になります。
ですが、たまたま今月だけかもしれませんが、今日も含めて、今月、多焦点眼内レンズを使った手術を受けられる方は全員、先進医療加入では無い方です。
今、私が歯医者さんで勧められているインプラントとほぼ同等の価格(36万円)で多焦点眼内レンズ手術を受けることができます。
歯は20本くらいありますから、それと比べれば、目の手術の場合は多くても両眼分までですから、価格的な上限は随分と違ってきます。
得られるものは、インプラントの場合は、手入れの簡便さ、それからより自然に近い咀嚼ができること、多焦点眼内レンズの場合には遠くも近くも眼鏡無しの生活、になります。
それぞれ、得られるものは大きいと思いますが、治療を受けられた方に受けてよかったと思っていただけるよう、頑張ります。