学会最終日
臨床眼科学会の最終日、朝7時台のモーニングセミナーから参加です。
今日は角結膜感染症、白内障手術のトラブルシューティングなど。
感染症関連は多くは一般的な抗菌薬で対処できるのですが、時折、苦慮する症例もあるので、目的をもって聞くことができました。
白内障手術のトラブルシューティングも手術機器の進歩にともなって、対処の仕方も10年前と比較すると変化してきています。
以前は白内障手術装置に備わっている硝子体切除装置の回転数は最大800回転でしたが、柳津あおやま眼科クリニックで使用している最新の白内障手術装置のセンチュリオンですと最大4000回転でのカットが可能です。
当院で導入している硝子体手術専用の手術装置、コンステレーションの前の世代の硝子体手術装置のアキュラスが最大2500回転ですから、ライトガイドさえあれば、今や白内障手術装置でも硝子体手術が可能となっています。
ちなみにコンステレーションは最大1万回転での駆動が可能になっています。
話はそれましたが、白内障手術のトラブル時に毛様体扁平部からのアプローチに関連したレクチャーは勉強になりました。
トラブルが起こらないのが一番なのですが、目の状態などによってはそれは避けられない場合もありますから、トラブルは細心の注意をもって起こさないように、起きた時の備えを万全にして臨みたいと思います。