山崎蒸溜所
午前中の京都での学会が終わってから、かねてから訪れたかったサントリーの山崎蒸溜所を訪問しました。
京都駅から20分かからない場所に、その蒸溜所はあります。
駅から歩いて数分で、建屋が見えてきます。
工場内の製造過程を見学。
二条大麦を発芽させ、その麦芽を煮沸、酵母を加えて発酵させます。
ここまではビールの製造過程と同じです。
その後、蒸留して樽詰め、熟成してウィスキーとなります。
山崎蒸溜所は日本最古のウィスキー製造所で、もっとも古い樽は会社設立年の1924年のものになります。
樽のままですと年間1%くらい蒸発してしまいますから、中身はすでに別にして保管してあるそうです。
見学が終わったら試飲。
ホワイトオーク樽の原酒とワイン樽、それから、製品としてのブレンドされてできた山崎2種類の計4種類を飲み比べます。
水を加えたほうがより複雑な味わいが広がるので、ブレンダーは原酒に1:1で加水するそうです。
最後はハイボールの作り方も教えていただきました。
さらに有料で試飲も。
ここでしか飲むことができないウィスキーがたくさんありました。
左から白州のスモーク、通常の市販の白州、それから白州の18年。
値段も安く、年代物でなければ1杯100円からです。
それから、知多のニューメイク(蒸留したて)、通常の知多、響の21年。
蒸留したてはまさにアルコール、といった風情。
響の21年がストレートでは最も飲みやすく、味が濃いのは当然ながらでしょうが、白州のスモーク。
知多と白州は炭酸で割ると良かったです。