第33回アジア太平洋眼科学会(香港) | 柳津あおやま眼科クリニック

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第33回アジア太平洋眼科学会(香港)

更新日:2018年02月11日

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香港で開催されているアジア太平洋眼科学会に参加。

土曜日の夜に診療を終えて、空港でカレーを食べて出発。

翌朝、香港の空港に着いてシャワーを浴び、そのまま学会場に向かいました。

場所は香港の湾仔(ワンチャイ)側にある展示場。

目的のひとつはフェムトセカンドレーザーを使ったレーザー白内障手術のセッションです。

主に難症例を対象とした手術に関して。

日本ではレーザー白内障手術に関しては基礎的な発表、講演はあったりしますが、実際の臨床で難しい症例をどう対処するかは、ほとんど発表がありません。

硬い水晶体、融解白内障、小瞳孔、チン小帯断裂、などなど。

小瞳孔はどうするかと思ったら、エクスパンダーを先に使って瞳孔を拡大させてからレーザー照射。

確かにそうすればできます。。。

チン小帯断裂はレーザーでCCCを完成させて水晶体も事前に処理できるので、より手術の安全性が高まります。

あとは嚢をエクスパンダーで保持してリングを挿入。

角膜内リングやICL挿入眼でもそのままレーザー照射して手術できる、とういのも確認できて良かったです。

週明けからもレーザー白内障手術を行いますから、実際の臨床に生かしていきたいと思います。