第33回アジア太平洋眼科学会(香港)
香港で開催されているアジア太平洋眼科学会に参加。
土曜日の夜に診療を終えて、空港でカレーを食べて出発。
翌朝、香港の空港に着いてシャワーを浴び、そのまま学会場に向かいました。
場所は香港の湾仔(ワンチャイ)側にある展示場。
目的のひとつはフェムトセカンドレーザーを使ったレーザー白内障手術のセッションです。
主に難症例を対象とした手術に関して。
日本ではレーザー白内障手術に関しては基礎的な発表、講演はあったりしますが、実際の臨床で難しい症例をどう対処するかは、ほとんど発表がありません。
硬い水晶体、融解白内障、小瞳孔、チン小帯断裂、などなど。
小瞳孔はどうするかと思ったら、エクスパンダーを先に使って瞳孔を拡大させてからレーザー照射。
確かにそうすればできます。。。
チン小帯断裂はレーザーでCCCを完成させて水晶体も事前に処理できるので、より手術の安全性が高まります。
あとは嚢をエクスパンダーで保持してリングを挿入。
角膜内リングやICL挿入眼でもそのままレーザー照射して手術できる、とういのも確認できて良かったです。
週明けからもレーザー白内障手術を行いますから、実際の臨床に生かしていきたいと思います。