広角眼底撮影
本日の外来、手術も全て無事に終了しました。
外来終了後はスタッフ皆で清掃をしますが、私自身も診療で使う器具の手入れをしたりします。
眼底を見るためのレンズも中性洗剤できれいに洗浄。
先日から導入した超広角眼底カメラのOptos(オプトス)も役に立っています。
自覚症状が無い方でしたが、剥離を伴う網膜の孔を認めました。
眼底周辺部は診察で確認できますが、画像で患者さんに説明することが従来は難しかったので、そこまで撮ることができる超広角眼底カメラは画期的ともいえます。
もう少し撮り慣れてこれば、さらに最周辺部まで画像にすることができると思います。
様々な目の状態の方が訪れます。
あの段階でこうしておけば、というのは過去のことなで、現状からどうすれば、ということになります。
ハードルは高くなりますが、最終的に納得のいく状態にしていくことができるよう、最善を尽くします。
自分一人の知恵では限りがあるでしょうから、同様のことで試行錯誤をしている海外の専門家とも相談しながら、治療を進めていきたいと思います。
3月も今日で最後になりました。
来週は当院にとって3年目を迎える節目になります。
お世話になっている方々にご恩を返すことができるように、頑張ります。