過熟白内障のレーザー白内障手術
本日の外来、手術もすべて無事に終了しました。
外来は最後の患者さんが8時過ぎに終わりました。
連休中だから、というわけではないかもしれませんが、滋賀県の長浜や静岡市など遠方からも多くの方々にご来院いただきました。
手術は多焦点眼内レンズ、単焦点眼内レンズを使用した白内障手術やレーシック治療4件など。
白内障手術のうち、1件はかなり進行して強く白濁した過熟白内障でした。
視力は手動弁、目の前でなにか動いているかどうかがかろうじて分かるレベルです。
今回の症例では安全のためにフェムトセカンドレーザーを使用しましたから、通常では難しいCCCを事前に大きめにおこない、また、各分割も済ませておいて、使用する超音波を最小限にしました。
一応、通常の白内障手術と同様にまずは真中で溝を彫ります。
その後の各分割はすでにレーザーである程度、切れているので、比較的容易に細かくできます。
水晶体の混濁をある程度、取り除いた状態。
きれいな正円のCCCが見えます。
硝子体圧も高く、やや困難な目でしたが、レーザーを使用したおかげて、安全に治療を行うことができました。