LenSx users meeting
今日から7月に入りました。
時間が経つのは早いものです。
先週のICL users meetingに引き続いて、今日は午前中は日本白内障屈折矯正手術学会、午後からはフェムトセカンドレーザー専用の眼内レンズの認定コース、それからさらにハシゴで、レーザー白内障手術のLenSxのユーザーミーティングに参加しました。
午前中の学会は従来の白内障手術でのトラブルシューティングのレクチャーを主に聴いてきました。
安全性が高いと言われる白内障手術ですが、生体を対象にした手技である以上、その結果は様々ですから、特にイレギュラーなケースでどのように安全に治療をして良い結果を得るか、研鑽をしていきたいと思います。
午後からはレーザー白内障手術専用の眼内レンズ認定コース。
今後、オプションでレゴブロックのようにはめ込むことができる2枚重ねするレンズも出る予定で、発想としてとても興味深いレンズです。
その後、さらに都内某所に移動して、LenSxのユーザーミーティングに参加。
レーザー白内障手術は世界的に急速に普及してきており、米国では白内障手術の11.8%で使用されています。
装置は主に5社が作っており、そのうち6割超が当院でも使用している米国アルコン社のLenSx、次が同じ米国のAMO社のカタリスが2割、日本には入ってきていないLensARが1割、Zimmer社が6%です。
今日は主にはレーザーの設定などをディスカッションしましたが、フェムトセカンドレーザーは古くはレーシックのフラップ作製で20年くらい前から使用されており、日本に導入されて間もない時期から使用していたので、その特性は共通するものがあると感じました。