医療連携 | 柳津あおやま眼科クリニック

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医療連携

更新日:2018年10月20日

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本日の診療、手術とも無事に終了しました。

網膜硝子体手術も最新の機器を使用しておこなってるためか、それに関する疾患で、最近では、三重県や愛知県、九州などの網膜硝子体手術を行なっている専門施設から患者さんを紹介していただくことが増えてきました。

眼瞼下垂の手術も今月は増えていています。

加齢性の眼瞼下垂がメインで、10年以上前は専門施設で1日10件くらい眼瞼の手術をしていましたが、場所柄、若い方が多く、加齢性の眼瞼下垂とは勝手が異なります。

仕上がりが良くなるよう、確認をしながら、丁寧に時間をかけて、行いたいと思います。

今日は診療終了後には大学の同期の集まりに出させていただきました。

全国各地で外科や内科、病理などで活躍されている先生方と、たくさん、お話をさせていただくことができました。

来週から柳津あおやま眼科クリニックで勤務していただく先生ともお会いできて、良かったです。

白衣、シューズ用意しておいかないと。

もう直ぐ11月ですが、看護師さん2名と事務職1名が入職予定、制服の準備も必要です。

視能訓練士も募集中、看護師さんは今年中に実現できましたが、視能訓練士はそう遠くないうちに7〜10名体制にする予定です。

ご興味がある方はお問い合わせください。

今日は同期以外にも、クラブ活動つながりで、先輩の大学勤務の脳神経外科の先生とも、たまたま席が近かったので、いろいろとお話をさせていただくことができました。

眼科と脳神経外科は結構、つながりがあり、脳腫瘍で視路が圧迫されると、様々な視野障害が生じます。

その障害パターンでどのあたりの脳疾患か、おおよその予想ができます。

目で見て分からない部分での話なので、ややとっつきにくいのですが、理屈で説明できることが多いので、嫌いではありません。

今回は、脳神経細胞の活動性の不安定さに対するアプローチに関して、脳神経外科の先生にお話を伺い、各薬剤の使い方、また、比較的新しい薬剤に関しても教えていただき、とても勉強になりました。

脳神経細胞の活動性の不安定さは、線維筋痛症や、目に関しては光過敏、痛みなど、さまざまな症状を引き起こすことがあります。

今まで、バルプロ酸を使用して、眼症状に関しては一定の効果は得ていましたが、バルプロ酸の使い方に関しての知見や、それ以外の薬剤によるアプローチに関して、こうしてみよう、ということが見つかりました。

現在進行形で困っていらっしゃる患者さん、全国にいらっしゃいますから、すこしても道が開けるように、治療技術を発展させていきたいと思います。