最強度近視(−16ディオプター)の多焦点眼内レンズ白内障手術
本日の外来、手術ともすべて無事に終了しました。
白内障手術はたまたまですが、全症例、ファインビジョンを使用したレーザー白内障手術でした。
他、レーシック4件、硝子体注射2件など。
多焦点眼内レンズにはファインビジョンのほか、様々な種類のレンズがあり、目の状態によって使い分けています。
今週、白内障手術を受けられた方は保険の関係もあり、ライフスタイルも考慮して、ある多焦点眼内レンズを使用しました。
もともとの屈折度数は−16ディオプターの非常に強い近視、裸眼の視力は0.02〜0.03、その種類では、規格にあるレンズの最高の度数でちょうど矯正できる計算でした。
手術3日目で裸眼視力は右眼は1.2、左眼は1.0、近くも1.0見えていますから、ほぼ、眼鏡無しで生活できるようになると思います。
屈折度数は近視が右−0.37、左ゼロ、きれいに治りました。