知覧
本日の外来、手術ともに無事に終了しました。
白内障手術は全症例、多焦点眼内レンズを使用、他は硝子体注射3件、レーシックは1件。
明日も白内障手術や硝子体手術、レーシックなどありますから、安全第一で治療に取り組んで行きたいと思います。
昨日の休診日は所要あって、鹿児島に日帰りで行ってきました。
クリニック近くの名古屋鉄道笠松駅から電車で1本でセントレアに約1時間、そこから飛行機で1時間半で鹿児島に着きます。
日中の用事が終わって、帰りの飛行機まで少し時間ができたので、かねてから行きたかった知覧の特攻平和会館に行ってきました。
この地はかつては飛行機訓練場があり、第二次世界対戦末期には特攻隊の出撃基地となった場所です。
時間がなく、展示されている遺書をかいつまんで見ていくことしかできませんでした。
いろいろと感じるところはあり、まとまったら、また追記するかもしれません。
印象に残った展示物は海中から引き上げられた、後ろ半分が無い零戦。
それから、炎をあげて燃える隼の機体から特攻隊員の魂を6人の飛天(天女)が救い出し昇天させる姿を表した絵画。
筆致から、特攻隊員の身体は焼けただれているように見えます。
入り口正面にあるこの絵は、特攻で死んでいった彼らがこうして救われているのかもしれない、と想わせてくれ、この記念館を訪れた人々の悲しみも救っているような気がしました。