重症ドライアイの治療
本日の外来、手術とも無事に終了しました。
白内障手術では全症例、多焦点眼内レンズを使用しました。
他、レーシック治療4件、霰粒腫2件、ヒアルロン酸注射など。
ドライアイも特に全身疾患などがあると重症化し、かなりの見えづらさと痛みで生活がとても困難となることがあります。
写真はドライアイが強く、こすれてできた上皮細胞の白いかたまりが角膜上に見受けられます。
ここまで悪化している場合には、自己血から作成する血清点眼を使用したほうが良いことが多いです。
血清点眼は保険収載がないので、無料で作成しています。
採血から遠心分離、精製などで約1時間です。
ドライアイの治療には、軟膏剤の仕様や涙点プラグを始めとする涙点閉鎖治療、保護メガネ、などもあり、色々と工夫することで、ある程度まで生活の質を向上することは可能です。
東京から白内障手術を受けに来られた方からいただきました。
少し遅くなりましたが、どうもありがとうございました。