第7回愛媛涙道手術手技研究会
連休明けの診療も無事に終了しました。
手術は白内障は全症例、多焦点眼内レンズを使用したレーザー白内障手術、他、ICL 2件、硝子体手術2件など。
前半の手術が比較的スムーズに進み、予定よりも30分早く終了したので、後半の硝子体手術、外来までの合間に数キロ、ランニングできました。
細々とはランニングしているおかげで、比較的身体も動きました。
最後の症例は硝子体の癒着も強く、最後はガスを入れて終了。
午後の外来、来院の方はとても多いわけではありませんでしたが、内容も濃く、おひとりおひとりに時間をかけて説明させていただき、20時前に外来が終了でした。
明日は予定上は今日よりずっと多くの方々が来院されるので、待ち時間が少なくすむよう、しかしながら内容は充実させて、ご来院頂いた方々に安心して帰っていただけるよう、がんばります。
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連休の2日間は、愛媛県で開催された愛媛涙道手術手技研究会に参加してきました。
中部国際空港セントレアから約1時間、基本、プロペラ機での移動です。
研修は愛媛大学附属病院の手術手技研修センターで行われました。
涙道の手術を実際の人体(献体)を使わせていただき、学びます。
私が参加させていただいた涙道内視鏡のコースは全国から6名の参加。
内視鏡を使っての涙点からの操作、それから、鼻内からの操作を繰り返し行いました。
人工の人体モデルを使ってのインストラクションコースは涙道学会で行いましたが、実際の人体では涙道の走行も個人差がかなり大きいことを実感しました。
少しですが、備忘録など。
・鼻内操作、硬性内視鏡は体幹の右側からの操作。
・鼻内に出たシースを掴みに行くときの鉗子は閉じながら挿入、内視鏡に並行に。
・シース、硬いもの、柔らかいものは好み。
・涙道内視鏡、涙嚢に入ってからは壁に当てるのではなく、見ながらターンさせる。
・シースを鼻内に出すとき、セッシで把持しながらシースを押す、内視鏡は引かない。
実習させていただいた人体にはDCR後の献体もあり、ややイレギュラーなケースでの内視鏡操作も学ぶことができました。
ご指導いただいた先生がた、本当にありがとうございました。
学会終了後、多くの時間があったわけではないのですが、とりあえず、道後温泉に。
日本書紀にも出てくる、日本で最古と言われる道後温泉、初の訪問でした。
松山に関してはあまり詳しくはないのですが、松山で行きたかったのが伊丹十三記念館。
晩年は映画監督として活躍しました。
晩年に乗っていたベントレー。
映像資料なども充実していて、行けて良かったです。