レーシック治療後の白内障手術
レーシック治療が始まって20年以上経過していますから、当時、40歳代でレーシックを受けられた方はすでに60歳代、過去にレーシック治療を受けられた方で白内障による視力低下が見られる方も最近では珍しくはありません。
特に、近視が強かった方は早いうちから白内障を発症する傾向がありますから、早い方で40歳代で白内障による視力低下をきたしている方もいらっしゃいます。
最近では、毎週くらいの間隔でコンスタントにレーシック治療後の白内障手術を行なっています。
先週、白内障手術を受けられた40歳代後半の方の治療前、昨年の10月の段階で右目は視力0.3、眼鏡で矯正しても視力が出ない状態でした。
角膜形状をみれば、レーシック治療を受けられていることが分かります。
若い方の白内障は進行がやや早い傾向があり、今年1月の再診時、視力は0.1まで低下していました。
最近では、計算精度が高まっていることもあり、レーシック治療後の白内障手術、通常の白内障手術を比較しても、計算精度には困ることはほとんどありません。
なお、仮に、結果がずれた場合でもレーシック治療での補正はできます。
ただ、裸眼生活をするためにレーシック治療をお受けになられているので、多くの方々は多焦点眼内レンズを使用した白内障手術を希望されます。
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時々、走っています。
以前、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術を受けられた方からいただきました。
いつも本当にありがとうございます。