日々の外来
本日の外来、手術ともにすべて無事に終了しました。
4月以降は保険制度の改正で多焦点眼内レンズを使用した白内障手術の傾向もやや変化し、白内障手術症例の約3分の1が自費での多焦点眼内レンズを使用した白内障手術、3分の1は保険適応の多焦点眼内レンズ、レンティスを使用した白内障手術、3分の1がトーリック(乱視用)も含めた単焦点眼内レンズを使用した白内障手術、という割合で推移しています。
他、レーシック治療はほぼ毎日、ICL治療はほぼ毎週行っています。
最近の傾向ですが、様々な網膜疾患の硝子体手術を毎週数件ずつ、コンスタントに行っています。
硝子体出血のように比較的すぐに結果が分かる疾患もあれば、網膜前膜や網膜剥離のように、結果が分かる(患者さんの自覚症状が改善する)のに時間がかかる疾患もあり、慎重に適応を見極めながら、治療をしていきたいと思います。
網膜硝子体疾患では、飛蚊症のレーザー治療も増加傾向にあります。
ある程度の症例数を重ねるにつれ、治療のコツ(混濁の見つけ方や照射する角度など)、みたいなものも徐々につかめてきました。
外来での日帰り治療で侵襲も比較的低く、糸状や輪っか状の輪郭が比較的はっきりした飛蚊症は改善しやすく、今まで飛蚊症は治らないと諦めていた方にはとても有効だと思います。
診療をより充実させるために、近いうちにまた新しい検査、治療機器をいくつか導入する予定です。
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全く宣伝はしていないので、主には口コミですが、ヒアルロン酸注入やボトックス注射等の治療もほぼ毎日、治療に来院されるようになりました。
ヒアルロン酸はほうれい線を目立たなくして、数歳若返るイメージで、ヒアルロン酸注入の中では最も多く、他には口唇を厚くしたり、目の下のくぼみ解消など。鼻根部に注入して鼻筋をはっきりさせることで、目が離れて見える方には印象が大きく変わります。
ボトックスは目尻やおでこ、眉間のシワの解消、顎の筋肉に注射して小顔効果や歯ぎしりの改善、それから、肩に注射してひどい肩こりの改善にも役立ちます。これからの季節、脇の汗を止めるためにボトックスを注射することもあります。
使用しているヒアルロン酸、ボトックスともにアラガン社の製品でブランド物?なのですが、ボトックスは1万円(税込み)、ヒアルロン酸は1本2万円(税込み)でおそらくは日本最安値です。
値段がすべてではないのですが、満足度の高い治療を目指します。