いただきもの、など | 柳津あおやま眼科クリニック

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いただきもの、など

更新日:2020年09月01日

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本日の外来、手術ともに無事に終了しました。

今日は白内障手術は単焦点、多焦点など、種類はまんべんなく、それから、硝子体注射を数件、レーシック2件、網膜硝子体手術2件でした。

網膜硝子体手術は2件とも硝子体出血で詳細は不明、1件は裂孔からの出血で幸いにして剥離にはいたっておらず、レーザーを追加するだけで、ガスを入れずにすみました。

もう1件はかなりの増殖組織を伴った網膜症でした。

最近では糖尿病治療の進歩により困難な症例は減りましたが、それでも時折、治療の必要性が出てきます。

外来では最後の患者さん、昨日から飛蚊症の症状で来院、網膜裂孔があり、ちょうど剥離も起こり始めていたのですが、なんとかレーザー治療で落ち着いてほしいです。

白内障手術後の方から、とても立派なぶどうをいただきました。

気を遣っていただき、本当にありがとうございます。

奥様を十数年前に東京で治療させていただき、そのご縁でご来院いただきました。

旬の味、皆で美味しくいただきます。

昨日の白内障手術ではかなり進行した症例(視力手動弁)、水晶体核はかなり固く散瞳不良、かつ、チン小帯脆弱で難しい症例がありました。

以前でしたら、ICCEで強角膜を大きく切開して水晶体嚢ごと娩出するケースですが、今は超音波治療機器の進歩、それから、レーザー白内障手術機器を使用することでより侵襲の低い手術ができるようになりました。

事前にレーザーで水晶体嚢を切開することでチン小帯への負担を減らし、固い水晶体核をレーザーでカットしておくことで、使用する超音波量も大幅に軽減できます。

幸いにして翌日は手動弁だった視力が矯正で1.2まで見えるようになり、とても喜んでいただけました。

安全に治療を行うためにできる準備をしながら、明日からの診療にもあたっていきたいと思います。