レーシック治療後の白内障手術 | 柳津あおやま眼科クリニック

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レーシック治療後の白内障手術

更新日:2021年10月26日

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本日の診療、手術ともに無事に終了。

過熟白内障などのやや難症例、今日もありましたが、明日もあります。

そうした症例では安全性のためにレーザーで事前に水晶体の袋(水晶体嚢)の切開と、硬い部分の切断処理します。

今日は幸いにして問題なく終わりましたが、難しい症例であることも多く、安心できません。

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もうまもなく年末、年内の手術予定の調整を行っています。

先週は硝子体手術適応、希望の方が同日に10件弱、来院されてその日程調整、なんとか全例年内に予定させていただきました。

年内の最終の予定手術日は12月28日になります。

今年で最も多かったのは屈折矯正手術でICLやレーシック治療で千数百件、その次に多いのが白内障手術で、約8割が多焦点眼内レンズを使用しています。

保険診療では簡易的な多焦点眼内レンズのレンティスコンフォートを使用しています。

自費診療では定番のファインビジョンに加えて、評価はまだこれからですが、5焦点眼内レンズのインテンシティーを使用する事が増えています。

レーシック治療を十数年前に受けられた方の白内障手術もちらほらと行っています。

先週金曜日はたまたま全症例、自費の多焦点眼内レンズを使用した白内障手術でした。

うち1例はレーシック治療後。

専用の計算式をいくつか使用し、眼内レンズ度数を決定します。

治療後3日目の本日、幸いにして近視も乱視もほぼゼロになりました。

視力も1.2、経過良好です。

同日に同じ眼内レンズを使用した方も治療前は屈折度数が測定できないくらいの混濁を伴った白内障でしたが。

今日は裸眼で1.5。近くも1.0。

屈折度数もほぼゼロでした。

レーシック治療後の白内障手術、手技的には通常の白内障手術と全く変わらないのですが、裸眼での生活を希望されてかつてレーシック治療を受けられた経緯がありますから、白内障治療後もメガネを全く使用しない生活を望まれることが多いです。

眼内レンズの計算式はかなり洗練されてきましたし、当院では精度を上げるために最新の測定機器を使用しています。

難しいのは、生体である人間の目は計算通り治るとは限りませんから、結果がずれた際の補正手段の必要性だと思います。

白内障手術後に度数ズレが生じた際に、レーシック治療での対応ができれば、残った屈折異常を治療することで、より完璧な見え方に近づけることができますが、レーシック治療のオプションがないと、その補正は困難です(ICLでの補正も不可能ではないのですが、ICLは強度の近視治療は得意ですが、0.5ディオプター刻みでの補正がスタンダードで、かつ、軽度の近視や乱視のICLは日本では個人輸入で手続きも煩雑になるのが難点です。)。

レーシック治療では0.01ディオプター刻みでの矯正が可能ですから、微調整は得意とするところです。

使用することは少ないのですが、裸眼での生活を目標にした白内障手術ではレーシック治療に対応できることが安心感につながります。

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昨日は短距離ですが、仕事前に走りました。

快晴で気温も含め、とても走りやすい。

駅前は再開発前でまだ開けていますが、これから数年で大きく変わる予定です。

主には細い道を走りました。

旧イギリス公使館の裏、ちょうど今から150年前にこのあたりから水戸藩士が侵入したのでしょうか。

時間が限られていたので、比較的速いペースでのラン。

年明けの状況によってかなり流動的ですが、春先のマラソンに向けて調整を進めてい行きます。