レーザー白内障手術
本日の外来、手術ともに無事に終了しました。
今日はICL治療10件(うちIPCL4件)、レーシック治療2件など。
ICL治療を希望される方は増加傾向にはありますので、年明けには1日20件対応できるよう、手術器具を注文しました。
明日の土曜日は逆にレーシック治療約20件の予定です。
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先週末に行った内皮細胞が少ない方の白内障手術。
右眼は矯正視力0.3なので、普通?の硬さの水晶体、左眼は0.02矯正不能、いかにも硬そうな茶色い水晶体。
角膜内皮細胞は右は約1100。
水晶体が硬いほうの左眼は約700。
内皮細胞が一定以下に減ってしまうと角膜の酸素や水分の代謝不全で水疱性角膜症と言って角膜が腫れて視力が出なくなってしまい、改善するためには角膜移植(内皮細胞移植)が必要になってしまいます。
今回はその可能性も想定して手術にのぞみました。
内皮細胞への負担を最小限にするために、水晶体嚢の切開や水晶体の切開にフェムトセカンドレーザーを使用するレーザー白内障手術を行いました。
手術は予想通り水晶体は相当に固く、小瞳孔、チン小帯脆弱など困難な部分もありましたが、無事におこなうことができました。
今日は3日目の検診でしたが、視力は右0.2(0.5)、左0.15(0.2)。
黄斑の問題もあるので、回復できる視力には限界はありますが、明るくなったと喜んでいただけました。
肝心の内皮細胞は右眼は術後約1000。
左眼はカウント上は約800。
全くダメージが無かったとは言えませんが、最小限の負担で手術を終えることができました。
現状はレーザー白内障手術を行っているのは岐阜県内では当院のみなので、内皮細胞減少例の白内障の手術をご紹介いただくこともあります。
採算は度外視にはなるのですが、安全には変えられませんから、過熟白内障やチン小帯脆弱例、今回のような内皮細胞減少例など、必要な症例には積極的に使用しています。
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昨日は学校検診終了後、約5キロ、走ることができました。
途中で会った猫。
食生活の乱れで体重増加傾向にありますから、なんとか時間を作ってコンスタントに走っていきます。