解剖実習
月曜日の外来、手術なんとか無事に終了しました。
多くの方にご来院いただき、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
今週前半はややタイトな状況ですが、安全第一で取り組みます。
昨日は日帰りで愛媛の松山に。
3年ぶりに開催された解剖実習、今回は涙嚢鼻腔吻合術(DCR)を愛媛大学の手術手技研修センターで行ってきました。
10時から開始だったのですが、外来が20時に終わり、片付けや翌診療日の準備などをすると最近は25時なので、前日移動はできませんから、5時に起床、始発で急ぎ、空港からレンタカーで無駄なく移動しましたが到着したのは10時15分でした。
1日4名の限られた貴重なコースに参加させていただきました。
耳鼻科の硬性鼻咽喉鏡を使用して鼻から涙嚢にアプローチ、軟組織をメスで縦切開、剥離し有茎弁を作成して骨をドリルで除去して涙嚢を露出、さらにメスで切開して開き、作成してあった有茎弁を戻して終了、おおよそ1時間の手術になります。
最新の3万回転の骨ドリルを使用させていただきましたが、今までの1万3千回転のドリルよりかなり早く骨除去を行うことができる反面、周囲の軟部組織も容易に巻き込んでしまうため、慎重な操作が必要です。
クリニックではまだ涙嚢鼻腔吻合術までは行うことができていませんが、涙道手術で鼻涙管閉塞が改善できない方には必要な治療ですから、来年もしくは再来年の実施を目指して準備しています。
先週、今週ともさまざまな目の状態の方にご来院いただきました。
国内では南は山口県から、北陸は富山から、北は東京から。
診療の最後はレンズの清掃です。
診察で使用するレンズ、外来レーザー治療用のレンズなど。
水滴の跡が残らないよう、磨き上げます。
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冬支度も必要にかられて行っています。
往診車、スタッドレスに履き替えました。
30年ぶりに購入したMA-1。
以前購入したのは南大門市場、日本円で八百円くらいでした。
今回はユニクロ、価格もその10倍くらいですが、以前800円で購入したもの比較すると、品質も良く、とても暖かいです。