海をみる自由
この1週間はかなりの緊張感を伴う日々でした(今もなので、”日々です”が正確なのですが)。
診療面では先週末、土曜日午後には緊急の硝子体手術など。
ぶどう膜炎を起因とする疾患で、週明けまで様子を見ると確実に失明につながる視機能の低下が残る可能性がある状態で、急遽、原因疾患に対する手術をその日のうちに行うことができました。
臨機応変の状況に対応してもらっているスタッフには感謝しかありません。
写真はその症例ではなく、昨日の白内障手術症例、散瞳後でこの状態、前房はかなり浅く、チン氏帯が相応に減弱していることが予想され、その通りでしたが、なんとか無事に手術を終えることができました。
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2011年の震災からそれなりの年月が経ち始めています。
様々な形での別れはありますが、何かの形でいずれそれはやってきます。
海を見る自由、学生時代、そして期限は人それぞれですが、仕事上の社会的使命を終えてからもそれは同じだと思います。