金曜日 〜クロスリンキング治療機器増設〜 | 柳津あおやま眼科クリニック

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金曜日 〜クロスリンキング治療機器増設〜

更新日:2024年08月03日

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金曜日の外来、手術とも無事に終了しました。

今日は白内障手術などが約10件、レーシック治療が約10件で20件ほどの手術でした。

遠くは大阪からも白内障手術にてご来院いただきました。

新しいエキシマレーザーに更新してからはエキシマレーザーガスの消費量が格段に少なくなったおかげで、毎日のレーシック治療を再開(エキシマレーザーを発生するために必要なガスの成分のネオンなどの希少ガスがウクライナ、ロシア生産であったために世界的に供給不足が発生していました)、平日で約10件、週末で20から30件のレーシック治療を行っております。

レーシック治療以外で地道に行っているのがクロスリンキング治療、角膜の繊維構造間の結合を増やすことで円錐角膜等の角膜脆弱性が原因で進行する疾患には必須です。

今回は米国製の機器、クロスリンキング治療で使用する機器は当院で計3台となりました。

おそらく個人クリニックではこの台数は国内唯一かとは思います。

クロスリンキング治療、若い方の円錐角膜には必須で対象となる方は多いはずなのですが、主にはその認知度の低さがゆえに患者さんからの声が届いておらず、残念ながら今の所、自費治療となります。

必要な治療ですから、当院では8万円(税込)で行っております(一般的には15万円前後で行われることが多いです)。

クロスリンキング治療は当院では毎日対応が可能で今月もほぼ毎週、治療の予定があります。

円錐角膜は発症すると角膜がゆがんでメガネやコンタクトレンズでは矯正が困難な視力低下をきたす疾患ですが、角膜形状を測定する機器さえあれば自覚症状が強く出る前に発見が可能です。

今では進行予防になるクロスリンキング治療があり、未然にある程度の進行を防ぐことができますから、本来はスクリーニング的に小学校高学年もしくは中学生を対象に全例、検査を行なっても良いようなものです。

10歳台で円錐角膜と診断されるような方は進行のリスクもかなり高いので、お困りの方はご相談ください。