産霊神社(さんれいじんじゃ)
笠松には数多くの神社がありますが、そのうちのひとつが産霊神社(さんれいじんじゃ)です。
産霊(さんれい)は、”むすひ”とも読み(産むす(うむす)の”う”を抜いた呼び方)、万物を生み、成長させる神秘で霊妙な力のことで、産巣日とも書きます。
ちなみに、古事記で2番めに生まれた神が高御産巣日神(たかみむすびのかみ)です。
この神社は歴史は古く、室町時代にはすでにあったようですが、産霊神社という名前に変わったのは明治になってからです。
それ以前は、織田信長も信仰した牛頭天王(ごずてんのう)という神仏習合の神を奉った神社名でした。
牛頭天王は祇園精舎の守護神とされ、京都祇園社(八坂神社)の祭神でもありましたが、明治期の廃仏毀釈運動の際に強制的に改宗されています。
現地の説明書きには、明治4年に今の神社名(産霊神社)に改称された、とあり、その理由は書いてありませんが、おそらくは明治期におこった廃仏毀釈運動によるものでしょう。
境内には、祭りの際に使われるいくつかの建物が。
拝殿。
ネコ。
首輪がついていたので、近所の飼い猫でしょう。
前日の飲み過ぎで身体に溜まった老廃物を代謝させるために、5キロほど、走りました。
今はお酒、見るのも嫌な気分です。。。