多焦点眼内レンズ白内障手術翌日
昨日は多焦点眼内レンズを使用した白内障手術などをおこないました。
術翌日、昨日手術した右目の裸眼視力は1.2に。
1週間前に手術をした左眼は1.5で安定しています。
近見視力も昨日手術した右目は0.7、1週間前に手術した左眼は0.9です。
屈折も透価球面度数がほぼゼロに。
経過良好です。
多焦点眼内レンズはもともとの眼の状態によって合う、合わない(1回の治療でシンプルに良い結果を得やすい、得にくい、など)があります。
緑内障や網膜疾患等、何らかの眼の病気がある場合にはその状態によっては望むような見え方が期待できないこともありますし、乱視が強い場合には、白内障手術の際にできるだけ乱視が少なくなるように工夫はしても、乱視が残る場合があります。
乱視(や近視、遠視などの屈折異常)が残ると、遠くも近くも見え方がすっきりしません。
その場合には、タッチアップといって,レーザーで残った乱視などを治療することで、遠近とも見え方を改善することができます。
今日も多焦点眼内レンズを使用した白内障手術、単焦点レンズの白内障手術など数件の白内障手術をおこないますが、安全第一、で頑張ります。