はやり目(流行性角結膜炎)
ここ1〜2週間、はやり目(流行性角結膜炎)の患者さんが増えています。
はやり目というのは通常の細菌による結膜炎とは異なり、アデノウイルスというウイルスが原因となる、とても感染性の高い種類の結膜炎で、目の充血、めやになどの症状が強く出ます。
基本的には接触感染なので、触らない限り伝染りませんが、潜伏期間が1週間ほどあるので、気づかないうちに、目を擦った手→ドアノブ→他の人の手→目、へとうつってしまいます。
診断は専用の検査キットがあるので、それで比較的簡単に調べることができますが、発症初期の段階では通常の結膜炎と区別しにくい場合もあり、注意が必要です。
細菌性の結膜炎は点眼薬に反応しやすいので、数日で治まってくることが多いのですが、はやり目は症状が治まってくるのに1〜2週間以上かかることも珍しくはないので、周囲で流行している場合には予防が大事です。
柳津あおやま眼科クリニックでは感染予防のため、複数種類の薬剤で院内の消毒をしています。
眼鏡のレンズが曇っているとすぐに洗剤で洗いたくなるタイプなので、除菌に関してもそれなりにこだわりがあります。
業務用から家庭用にいたるまで、まあまあの種類の消毒液を持っているので、また、機会を見てご紹介いたします。
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今月(8月)は合計125キロ、走りました。
朝は4時前後に起床、診療前にランニングというスタイルが多いです。
この数日は距離だけではなく、スピードランニングで追い込んでいます(ただ時間ないためにそうなっている部分もありますが。。。)。