ICL user`s meeting | 柳津あおやま眼科クリニック

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ICL user`s meeting

更新日:2017年08月04日

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今日は都内で行われたICLのミーティングに参加してきました。

ICL(アイシーレル)は後房(こうぼう)型の眼内レンズで、主に強度近視の治療のために、虹彩と水晶体の間に挿入します。

約10名の参加者でしたが、参加している施設で日本の8割以上の症例を行っている、内容の濃いミーティングでした。

備忘録ですが、

・アジア、特に中国と日本では症例数が増えている。

・治療される平均屈折度数は下がって来ている。

・現在使われているタイプのレンズであれば、サイズが小さめを選択してlow vaultになっても、まず白内障を起こすことはない。

・high vaultでも2〜3ヶ月で20〜30%、vaultは減少する。

・円錐角膜での度数決めは自覚がとても大事。

・虹彩嚢胞がある症例では挿入する方法に注意。

・瞳孔膜遺残はICL挿入後に増殖する?ことがあるので、安全に注意しながら除去できるならする。

などなど、他にもサイズ選びなど、今後の治療に向けて、勉強になりました。