ガス交換
本日の外来、手術も無事、終了しました。
やや緊急性を要する網膜疾患の方々も含めて、様々な病状の方が来院されました。
とりあえずは、現時点でできる最善の対策ができたと思いますが、よくなっていただけるよう、最善を尽くします。
手術も白内障手術やレーシック、翼状片手術、結膜弛緩症手術など、約10件、無事、終了しました。
そのうち、レーシックは4件でしたが、コンスタントに行っています。
レーシック治療での消耗品は、多岐に渡るのですが、エキシマレーザーを発生させるのに必要なアルゴンフッ素ガスと、機械の駆動に必要な純窒素ガスがもうそろそろなくなってきたので、専門業者の方に搬入していただきました。
窒素ガスは比較的、安価で手に入るのですが、アルゴンフッ素ガスはその供給源が紛争地帯のウクライナなので、一時期は1本200万円を超えるまで高騰していました。
今はもう少し落ち着いて来ましたが、どうしてもコンスタントにレーシック治療を行っていると、1年経たずして交換が必要になってきます。
こうした消耗品を考えると、両眼で12〜18万円の治療価格は採算は???なのかもしれませんが、患者さんの満足度がとても高い治療で、かつ、多焦点眼内レンズをはじめとしたプレミアムレンズを使った白内障手術では一定の割合では必要となる治療なので、なんとか、維持できるように工夫しながら治療を継続していきます。