母の白内障手術
昨年の父の白内障手術に続き、今日は母の白内障手術を行いました。
ベストな治療を、ということで、多焦点眼内レンズを使ったレーザー白内障手術です。
乱視が少なくなるように耳側切開で。
Chopと呼ばれるカットで水晶体分割を行いましたが、水晶体核が見ため以上に硬かったので、Mango cutと呼ばれる細かいカットのほうが良かったかも、と感じました。
レンズのセンタリングをベリオンでしっかりとあわせて、手術そのものはいつもどおり、無事、終了しました。
白内障手術は他の疾患の手術と比べると経過も良好な方が多いのですが、ドライアイや緑内障、網膜疾患等を伴っていると、治療後の見え方が安定するのに苦慮することも時としてあります。
個々のケースでするべきことは変わってきますが、誠心誠意、一生懸命に治療に取り組んで行きたいと思います。