偽落屑症候群のレーザー白内障手術 | 柳津あおやま眼科クリニック

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偽落屑症候群のレーザー白内障手術

更新日:2018年04月16日

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今日は偽落屑症候群の白内障手術もおこないました。

偽落屑症候群とは、白い粉上の沈着物が水晶体前面などに付着する疾患で、その他の部位にも沈着するために、水晶体を支えるチン氏帯が弱くなったり、散瞳も不良になったりします。

実際に今回の症例も中等度くらいの散瞳、チン氏帯も弱いことが予想されたので、安全のために、フェムトセカンドレーザーを使って白内障手術をおこないました。

CCCは瞳孔領ぎりぎりの直径5.5ミリで作成、核分割もレーザーで十分におこなったので、水晶体核本体が比較的容易に嚢から離れた状態で処理ができ、最後にトーリック(乱視用)眼内レンズを挿入してベリオンで位置あわせをおこない、問題なく手術を終了することができました。

今日は多焦点眼内レンズ、トーリック(乱視用)レンズ、通常の単焦点眼内レンズ、いろいろと使用。

患者さんの目の状態に合わせて最適なレンズを選んで手術をおこないます。

北は福井県坂井市、東は可児市から西は大垣市、南は愛知県一宮市、いろいろな場所からご来院いただきました。

ご来院頂いた方々の反省と明日の準備を23時までして帰ります。