パンオプティクス 〜新しい多焦点眼内レンズ〜
今月から新しい多焦点眼内レンズ、アルコン社のパンオプティクスを使い始めました。
正式発売は10月からなのですが、レンティスのときと同じように、多焦点眼内レンズを多く行っている一部施設では先行使用という形で使用できるため、当院でも使用を開始しています。
特徴はやや遠くの中間距離、70センチくらいにもある程度、ピントが合う3焦点眼内レンズになっていることです。
ファインビジョンに代表されるように今までも3焦点眼内レンズはありましたが、それらのレンズはヨーロッパのメーカーのもので、保険会社の先進医療特約の対象外でした。
新しく発売されるアルコン社のパンオプティクスは先進医療特約で使用できる眼内レンズなので、特約に加入されている方は給付の対象となります(来年の3月で先進医療特約は終了予定ですが)。
レンズ形状は今までのレストアとほぼ同じなので、手術時の挿入しやすさなども同じです。
まだ使い始めて間もないですが、遠くも近くもバランスよく見える、といった感じです。
近くの見え方重視の場合にはテクニスのほうがよいかもしれませんが、そのあたりの評価はもう少し使ってみて、してみようと思います。
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暑い日々が続きます。
先週、今週と遠く東京からも白内障手術相談や術後検診などで多くの方々にご来院いただきました。
お菓子などもいただき、本当にありがたいことです。
早速、スタッフ皆でいただきました。
東京までではなくとも、最近は岐阜県外、愛知県各地や三重県、福井県などからもお越しいただくことが増えてきました。
せっかく来ていただく方々に、行ってよかったと思っていただけるよう、日々研鑽して知識と技術をアップデートし、お越しいただいた方の治療に最善を尽くします。