パラダイムシフト
本日の外来、手術とも終了しました。
昨日は新しい機器の勉強で22時くらいまで検査スタッフが残って勉強、本当にどうもお疲れ様でした。
少しづつですが、運用していく予定です。
同時期に導入した3Dモニターを使用した手術も顕微鏡にとって変わって徐々に移行しつつあります。
昨日はICL、結膜弛緩の手術から。
本日は最後の白内障手術、ICL手術で使用。
白内障手術では角膜変性症と散瞳不良で普通に難症例でしたが、散瞳不良で皮質処理に慎重を要したものの、視認性が問題となるcccも全く問題なし、結膜上の液面の視認性も良好でした。
インターフェイスが異なりますから、当然ながら使い勝手は異なりますが、そのアドバンテージの高さからは今後のスタンダードになりうるデバイスです。
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写真、12年前のクロスリンキング治療です。
十数年前に開発者のテオ・ザイラー教授に(レーシック治療の難症例も)教えてもらいながら必要に駆られて始めたクロスリンキング治療、今では円錐角膜の進行予防には必須の治療となっています。
現在でもコンスタントにクロスリンキング治療や、角膜内リング治療を行なっています。
岐阜県内では当院のみ?、通常には採算が合う治療ではありませんから、どこでもできる治療にはなりにくいですが、必要とされる方は少なくはありません。
円錐角膜やペルーシド角膜変性症でお困りの方はご相談ください。