超音波検査
検査や治療の進歩で最近は必要な機会は少なくなりましたが、時折、超音波での目の検査を行うことがあります。
主には出血などで目の中の状態が把握できない場合に行うのですが、私が眼科研修医をした頃は白内障手術でもルーチンで行っていました(それくらい、当時は過熟白内障が多かったということですが。。。)。
先週来院された方、硝子体出血で急激な視力低下で来院。
一部、出血で見えづらかったので、年のために超音波検査も行いました。
使用したのはアメリカのsonomed社の機械です。
20年近く前?にアメリカで仕事をしていた際に研究で使用したメーカー、かなり進歩しています。
幸いにして見えない場所での網膜剥離は認められませんでしたから、原因となっている網膜裂孔の光凝固で大丈夫そうです。
写真は原因となった裂孔、ここまでは無散瞳で検査できます。
検査や治療技術の進歩で早期の診断、治療が可能になりました。