ICL,IPCL手術
本日の外来、手術ともに無事に終了しました。
白内障手術以外にICL手術4件、通常4〜6件行っているレーシック治療はたまたま1件のみ、他、硝子体注射や緑内障手術など。
ICL手術は最近、といっても少し前からですが増えています。
2006年にICLのコースを米国で受けてから16年目になります。
当時は茶目(虹彩)にクリップする前房型の有水晶体眼内レンズが主流でしたが、虹彩と水晶体の間に挿入する後房型のICLが洗練、改良されて今はICL以外はほとんど使われなくなっています。
最近、注目されているのがIPCLというレンズで、ICLと同じ虹彩と水晶体の間に挿入するタイプで、ICLと大きく異なるのが多焦点タイプがあることです。
また、乱視も10ディオプターはオーダーメイドで作ってくれます。
老眼が一定以上ある方には一つの選択肢となります。