結膜異物いろいろ
土曜日の外来、手術とも無事に終わりました。
19時過ぎに外来が終わったあとは、紹介状の返信、診断書作成、来月以降の手術の準備、翌日以降の手術、外来の準備などをして、最近は夜の食事が1時から3時くらい、朝食が6時が続いて体重が2キロくらい増えてしまいました。
今日は昼も午後の外来のあと、コロナワクチンの3回目接種をし、午後の診療前に少しだけ雨の中、走りました。
朝と比べると2キロ弱、体重が減少していましたが、深夜2時の今から食事をすると同じことの繰り返しなので、今日は食べるのを控えるつもりです。
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目の異物感は多くの方々が気になる症状です。
その一部には、原因となっている異物を除去することで改善できる場合もあります。
上の写真はまぶたのフチの脂を出す場所に膿が溜まっていたので、膿を出したら、その奥に潜む石の塊が出てきました。
大きめの石が4つ、写真に写っているのはそのうちの2つです。
この場合は結石を除去しないと完治はできません。
今日、異物感で受診された方。
上まぶたをひっくり返すと、原因が判明。
最近は珍しくなりましたが、スクラブ(洗浄するための粒)入りの洗顔料に含まれるスクラブでした。
目に入って異物感の原因になるため、最近ではほとんど見なくなりましたが、相当久しぶりに見ました。
その場で除去し、ご本人も異物感の消失を実感、原因解決ができました。
目の異物感は結膜弛緩やアレルギー、ドライアイなど複合的な要因で起こっていることも多く、その場合は点眼薬や場合によっては内服薬、それから手術治療など、いくつかの手段を組み合わせて問題解決に向かっていく必要がある場合も多いのですが、上記のように比較的シンプルに解決できる場合もあるので、結膜を詳細に検査することも怠ってはならないと実感します。
目の異物感、多面的なアプローチで問題解決に向けて取り組みます。