以前から国外ではアクリソフ素材の多焦点眼内レンズのビビティが販売されていましたが、素材がクラレオンに改良されたクラレオンビビティが日本で今年の6月から正式販売されることが決まりました。

従来の回折型とは異なる波面制御型の眼内レンズで光の滲みがとても少ないのが特徴です。

柳津あおやま眼科クリニックでは正式発売に先駆けて、国内十数施設の先行使用施設として、岐阜県内では唯一ですが、今月から使用が可能に。

すでに同素材に切り替わった3焦点眼内レンズのパンオプティクスはすでに年間数百症例使用しており、安定した良好な結果が得られております。

興味深い構造をしているレンズで、近くの見え方を重視される方はクラレオンパンオプティクスやテクニスシナジーなどが良いと思いますが、夜間の運転が多い方、網膜や角膜の機能によってはシンプルな構造の多焦点レンズのほうが適している方には積極的に使用しても良いかと思います。

しばらくは使用できる施設は限られていますので、ご興味がある方はご相談ください。