多焦点眼内レンズ(ヴィヴィティ、パンオプティクス、ファインビジョン、テクニスシナジーなど)
ゴールデンウィーク中の4月30日の診療も無事に終了しました。
白内障手術の他、ICL手術や涙道手術など約20件の手術を行いました。
先週、眼内レンズの強膜内固定になった方のもう片眼の手術も行い、チン氏帯はかなり弱かったものの、幸いにして、今回は水晶体嚢を残しての手術を行うことができました。
強膜内固定は硝子体の処置を伴ったやや煩雑な手技にはなりますが、最近はほぼ毎週行っている手術でもあり、ご紹介いただくことも増えています。
外傷も含めて何らかの事情で通常の白内障手術ができない方でも、日帰りでの白内障手術の強膜内固定や日帰りの網膜硝子体手術を行っていますから、お困りの方はご相談ください。
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日によってばらつきはあるのですが、今日は白内障手術のうち約8割は多焦点眼内レンズを使用しました。
遠方から近況までバランス良く見えやすくしたパンオプティクス。
3焦点眼内レンズとしては定番のファインビジョン。
近くは他の回折型の多焦点眼内レンズには劣りますが、ハロー・グレアがさらに少なくなるように設計されたヴィヴィティ。
水晶体以外の部位(角膜、網膜、視神経)に機能的な衰えがある場合には特に良い選択肢となります。
その他、5焦点眼内レンズのインテンシティーやヴィヴィティーよりも前からある連続焦点型のミニウェル等、自費のレンズは片眼で一律税込36万円でおそらくは国内最安値だとは思いますが、様々な眼内レンズを取り扱っていますから、ご興味がある方はご相談ください。
明日5月1日はICL手術をメインにレーシックも含めて約30件の手術の予定です。
安全第一にして治療を行っていきます。