リオパラリンピック
リオのオリンピックも佳境を迎えていますが、その後に始まるのがパラリンピックです。
柳津あおやま眼科クリニックも微力ながら、日本障がい者スポーツ協会に協力させていただいているので、今回のパラリンピックの資料が送られてきました。
いくつかの競技がありますが、そのうちで視覚障がい者が出場するのが、
・陸上競技
・自転車
・馬術
・5人制サッカー
・ゴールボール
・柔道
・ボート
・セーリング
・水泳
・トライアスロン
です。
ゴールボールは海外、とくに欧米では盛んな競技で鈴が入ったボールをゴールに入れる競技で、第二次世界大戦の傷痍軍人のリハビリとして考案された競技です。
私も今年の3月に埼玉にある国立障害者リハビリテーションセンターでゴールボールを体験してきました。
ずっしりと重いボールを音だけを頼りに追いかけ、それをキャッチし、そしてゴールするのは至難の技です。
リハビリテーションセンターに行った目的は主にはロービジョン外来開設のための準備です。
岐阜県内にはまだロービジョンに対応できる施設が少ないのが現状で、拡大鏡や遮光眼鏡等、もう少し補装具をうまく活用できるようになれば、視覚障害で困っている方の生活の充実につながります。
補装具の処方に必要な”視覚障害者用補装具適合判定医”の資格を取得している数少ないクリニックとして、ロービジョン外来をはじめとした専門的な治療にも取り組んでいきます。